新着情報
ブログ
歯ぎしりを放置すると歯はどうなる?知っておきたいリスクと早めの対応

皆さんこんにちは!しまぞえ歯科です🦷
「朝起きると、なぜか顎が疲れている」
「家族から『夜中に歯ぎしりをしていたよ』と言われたことがある」
そんな経験はありませんか?
歯ぎしりは、寝ている間や集中している時に無意識に行ってしまうため、自分では気づきにくい症状の一つです。
「ただの癖でしょ?」と軽く考えがちですが、実は放置すると歯だけでなく、全身の健康や美容にまで大きなリスクを及ぼします。
原因を正しく知り、早めに対処することが大切です。
今回は、歯ぎしりが及ぼす具体的な影響と、今日から試せるセルフケア・治療法についてわかりやすく解説します!
歯ぎしりでかかる力―なぜお口への負担が大きいのか
人間が食事をする際に歯にかかる力は、自分の体重と同等(約40〜60kg)と言われています。
しかし、睡眠中の無意識な歯ぎしりでは、ブレーキが効かないため自分の体重の2〜3倍もの負荷がかかるとされています。
一晩に何時間もこの重荷を耐え続けていると考えると、お口の周りが悲鳴をあげるのも無理はありません。
歯ぎしりが引き起こす4つの悪影響
歯ぎしりの影響は、歯そのものにとどまらず全身へと広がっていきます。
① 歯や歯ぐきへの直接的なダメージ
歯の摩耗・破折: 歯の表面(エナメル質)がすり減り、ひどい場合は歯が欠けたり割れたりします。
知覚過敏: エナメル質が削れて内側の象牙質が露出すると、冷たいものや熱いものがしみるようになります。
歯周病の悪化: 歯の土台である骨に過度な負担がかかり、歯周病の進行を大幅に加速させます。
② 顎関節症(がくかんせつしょう)のリスク
顎の関節や筋肉に負担がかかり続けることで、「口を開けるとカクカク音が鳴る」「口が大きく開かない」「顎の関節が痛む」といった「顎関節症」を引き起こしやすくなります。
③ 頭痛・肩こりなど全身の不調
歯を強く噛みしめるとき、顎の筋肉だけでなく、頭の横にある「側頭筋」や首・肩の筋肉まで緊張します。これが原因で、慢性的な緊張型頭痛や深刻な肩こり、首の痛みに悩まされるケースが非常に多くあります。
④ エラが張る?美容面への影響
噛む時に使う筋肉(咬筋:こうきん)が鍛えられすぎて発達してしまうと、顔の「エラ」が張り出し、顔が大きく見えてしまうことがあります。また、顔の左右のバランスが崩れる原因にもなります。
歯ぎしりの主な原因
歯ぎしりの最大の原因は「ストレス」だと言われています。
睡眠中に無意識に歯を噛みしめることで、日中のストレスや不安を解消しようとする生体反応の一種です。
そのほかにも、以下のような原因が複雑に絡み合っています。
噛み合わせの不調: 歯並びや過去の詰め物の高さが合っていない
生活習慣の乱れ: 飲酒、喫煙、カフェインの過剰摂取
睡眠の質: 浅い睡眠(レム睡眠)時に歯ぎしりが起きやすい
歯ぎしりへの対策と治療法
自分でできるセルフケア
・日中の「噛みしめ癖」を意識してやめる
人はリラックスしている時、上の歯と下の歯は接触していません。作業中などに「歯が触れている」と気づいたら、息を吐いて力を抜く習慣をつけましょう。
・就寝前のリラックスタイムを作る
ぬるめのお湯に浸かる、ストレッチをする、スマホを閉じるなど、副交感神経を優位にして質の良い睡眠を目指しましょう。
歯科医院での対処法
・ナイトガード(マウスピース)の作成
保険適用で作れる自分専用のマウスピースを装着して寝る方法です。歯と顎にかかる負担を和らげることが期待できます。
・噛み合わせの調整
詰め物・被せ物の高さを整え、負担を均等に散らします。
まとめ:違和感があれば早めに歯科医院へ!
歯ぎしりは、自分では気づかないうちに歯や顎、全身へ負担をかけ続けます。
「朝起きると顎が重い」「肩こりが続く」「歯がしみる」といった症状が気になる方は、一度お口の状態を確認してみることをお勧めします。
なお、歯ぎしりは歯茎の出血や腫れが気になる方へでご紹介した歯周病の進行とも深く関わっています。また、歯並びに影響する習慣を確認するでもお伝えしたように、食いしばりや歯ぎしりは歯並びやお口全体のバランスにも影響を及ぼします。
当院ではナイトガード(マウスピース)の作製に対応しており、歯や顎への負担を和らげるサポートをしています。
歯ぎしりが均ある方は、予防歯科・定期健診のページも合わせてご覧ください。
はじめてのご来院の方は初めての方へのページで診療の流れをご確認いただけます。気になる症状がある方は、WEB予約またはお電話からお気軽にご相談ください。
監修者情報

しまぞえ歯科 院長
島添 崇暢Takanobu Shimazoe
- 略歴
- 九州歯科大学卒業後、同大学附属病院にて研修を修了。医療法人勤務を経て、2021年に福岡県古賀市で「しまぞえ歯科」を開院。
- 専門・監修分野
- 予防歯科を軸に、小児歯科・矯正歯科に注力。精密な資料採取に基づき、正確な治療計画を立案しています。さらに、口腔から全身の健康に至るまで将来を見据えたアドバイスを行い、医院理念である「予防で育むカラダの健康」の実現に取り組んでいます。
- メッセージ
- 健康は失って初めてその大切さに気づくものです。だからこそ、手遅れになる前に患者さまへ啓発を行い、日々その重要性を感じていただけるよう努めています。
「しまぞえ歯科」は、健康な方がより健康であり続けるための、明るく前向きな歯科医院でありたいと考えています。
