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虫歯の原因とステージ

皆様、こんにちは。しまぞえ歯科です🦷

いよいよ寒くなってまいりましたね🍂

風邪を引かれませんよう暖かくしてお過ごしくださいね!

さて、みなさんは虫歯についてどのくらいご存知ですか?

虫歯があってもなかなか治療に行く時間がなかったりと放置している方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

虫歯は放置するとどんどん進行していきます。

今回は虫歯の原因と虫歯治療のステージについてお話ししたいと思います。

虫歯の原因

①細菌‥‥ミュータンス菌(虫歯菌)

②食べ物‥‥砂糖

③宿主‥‥歯並び、歯質、歯の形、唾液の質

この3つの要因がそろったときに虫歯になると言われています。

それぞれの対策についてお伝えします。

①細菌について

生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯菌は存在しません。家族とのスキンシップや食器の共有によって感染します。

一度感染した虫歯菌は完全に無くすことはできませんが、キシリトールやフッ素などを使って菌の数を減らすことができます。

虫歯菌の数を増やさないためには毎日の歯磨きが適切にできているかが重要になってきます。

人によってそれぞれお口の中の状態は違いますから最適な清掃方法も人それぞれです。

歯磨きについてわからないことがあればスタッフにお気軽にご相談下さい!

②食べ物について

食べ物に入っている砂糖などにより虫歯菌が活発になり酸をつくりだします。その酸によって歯が溶かされます。

通常唾液は酸性に傾いたお口の中を中性に戻してくれる役割がありますが、間食の回数が多いとお口の中がずっと酸性の状態で歯が溶け出して虫歯になってしまいます。

間食の回数は1回に留めて、だらだら食べはやめましょう。

③宿主について

歯並びが悪いと歯ブラシが歯に当たりづらく虫歯になりやすいです。

子供のうちから指しゃぶりや口呼吸、舌を前に出すなどの癖をやめさせたり、矯正治療をすることで改善できます。

歯の質はカルシウム、リン、ビタミンDなどの栄養を摂取したり毎日の歯磨きにフッ素を取り入れることで強くなります。

歯科医院のフッ素は濃度が高く効果が高いので定期的に塗ることをおすすめします。

一度虫歯になると完治はしません。

これらの対策をして、虫歯を予防しましょう!

では、もしも虫歯になってしまった場合はどのような治療になるのでしょうか。

虫歯のステージ

CO

最初の虫歯になりかけの段階です。

要観察歯といって歯のミネラルが溶け出して歯が少し白濁していたり、かみ合わせの溝に着色がみられます。

この段階では、治療はしません。

毎日の歯磨きを丁寧にし、間食の頻度や時間を減らしましょう。※飴やジュースなども含みます。

フッ素入りの歯磨き粉や洗口剤を使いましょう。

C1

歯の表面のかたいエナメル質が虫歯菌によって溶かされた状態です。

この時点では、治療が必要な場合とCO同様治療はしない場合があります。

治療をする場合は、虫歯を削って白いプラスチックの樹脂で埋めたり、小さな被せ物をします。

C2

神経を覆っている象牙質まで虫歯が進行している状態です。

神経に近いので冷たいものや甘いものがしみたり、痛みなどの自覚症状がでてきます。

神経を保護する薬を詰めて様子を見て、痛みがないまたは軽度の場合は神経を残して被せものをします。

知覚過敏による痛みがひどい場合は神経をとって被せ物をします。

C3

虫歯がとうとう神経まで達してしまった状態です。

何もしなくても激しい痛みを伴います。

神経をとって歯の内部の消毒・清掃をし、レジンや銀色の被せ物などで土台をたてます。

その上から型取りをし、大きな被せ物をしますので通院の回数がかかります。

歯の神経をとると歯に栄養が行き渡らなくなり、枯れ木のように歯の質が落ちて割れやすくなるのでかみしめや歯軋りなど強い力を歯に加えないように気をつけましょう。

C4

神経が死んで歯の上の部分がほとんど溶けて歯の根っこだけ残っている状態です。

痛みは次第に感じなくなりますが、虫歯菌が歯の内部に入ってきて歯の根っこの先に膿がたまり抜歯になります。

残せる場合もありますが、将来的に土台ごと被せ物がとれる可能性が高いです。

歯を抜いたところが気になる場合は、入れ歯やインプラントをします。

いかがでしたか?

このように虫歯は進行していきます。

当院では、できるだけ痛みが少ない治療を取り入れており、また削る量も最小限に抑えて治療することに重点を置いています。

詳しくは、虫歯治療のページもあわせてご確認下さい。

なお、被せ物や詰め物の中で進行して気づいたときにはかなり重度の状態になっていたということもあります。

早期発見することがとても大切です。

前回のブログ「大切な歯を守るために定期検診よりも大事なこととは?」でもお伝えしましたが、どんなに丁寧にブラッシングをしているつもりでも、上手に磨けていないこともあります。

最低でも3か月に1回(リスクの高い方やご心配な方は1ヶ月に1回)の定期検診に通いましょう!!

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