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「根っこの治療って何をするの?」と気になっている方へ―――根管治療の流れをわかりやすく解説

みなさん、こんにちは🌞
「根っこの治療が必要です」と言われた時、どんな治療をするのか、何回通えばいいのか、不安に思う方は少なくありません。治療中に何をされているかわからないと、余計に緊張してしまいますよね。
根管治療は、むし歯が神経まで進行した際に行う治療で、感染した部分をしっかり除去することでその歯を長く使い続けるための大切な処置です。回数がかかることもありますが、それぞれのステップに意味があります。
今回は、根管治療の流れと、治療中に仮の蓋をつけた際の注意点についてご紹介します。
根管治療とは
根っこの治療のことを専門用語で“根管治療”と言います。
むし歯が奥まで進行し神経まで達するとその神経(歯髄)が壊死しズキズキと痛む歯髄炎を起こします。歯髄炎を起こすほど進んでしまったむし歯は削るだけでは治癒できず、削ってその炎症を起こしてしまった歯髄や、入り込んでしまった細菌をきれいに除去しなければなりません。
その一連の治療を根管治療、根治(こんち)と言います。
根管治療の流れ
むし歯の除去

むし歯を削り、神経や感染した内部をかきだしていきます。
薬剤で殺菌

根管内を薬剤できれいに洗い、感染している歯質と根管内の清掃をします。
根管内に薬をつめる・根管充填

新たに細菌が入らないように根っこに消毒薬を詰め、仮の蓋をします。
十分に殺菌ができた段階で、充填材を詰めていきます。
被せものをする

根管治療をした歯は十分な歯質が残っていないことがほとんどのため、歯を補強してあげて土台を作ります。土台(コア)を作り補強されることによって、被せものが外れにくくなります。
根管治療は回数のかかる治療になります。感染源を徹底的に除去する必要があるため、数回にわたって清掃・消毒を行うことになります。また、薬剤を注入したら仮蓋をして効果があらわれるのを待ちます。再度治療を受け、必要に応じて薬を入れ替えたり、感染の具合を確認したりするために複数回の通院が必要です。
仮の蓋をつけた時の注意事項
・30分程度は食事を控える
仮の蓋が固まるまで30分程度かかるので、食事はなるべく控えて下さい。
熱くない飲み物やうがいはすぐにしても大丈夫です。
・くっつきやすいものは控える
ガムやキャラメルなど粘着性が強いものは取れやすいので注意しましょう。
特に仮の蓋をつけてから30分程度は取れやすいです。
取れた場合しみる可能性があり、削った歯の表面が露出し、痛みが出ることがあります。
・硬い物は控える
強度が弱いため、硬いものを食べると歯が欠けてしまうことがあります。
(ナッツやおせんべいなど)
・仮の蓋の部分では噛まない
仮の蓋はやわらかいので、噛むと変形したり、たわんだりして痛みを感じる場合があります。
痛みが出た時は、その歯で噛まないようにしましょう。
・歯ブラシは優しく当てる
材料を歯の上にのせて蓋をしているだけなので、食べかすが引っかかって気になり、綺麗に歯ブラシで磨こうと力
が入りがちです。
力をかけると外れる場合があるので注意しましょう。
また、歯と歯の間に仮の蓋をしている場合は、フロスや歯間ブラシを通さないようにしましょう。
・神経治療中の仮の蓋が取れてしまった場合
完全に取れてなくなることはあまりないですが、一部分が欠けて、ボロボロ取れてくることがあります。
食べ物が詰まる感じや痛みがなければ問題ありません。
違和感がある場合はすぐにご連絡ください。
・麻酔を使って治療した場合
感覚が麻痺しているので、熱い物でやけどしたり、唇や頬粘膜(ほっぺ)を噛んだりしないよう注意しましょう。
☆仮のふたがとれてしまった場合はご連絡ください。
まとめ
根管治療は、大切な歯を残すために必要な処置です。回数がかかる場合もありますが、ひとつひとつのステップに感染の除去と歯の回復という大切な意味があります。
治療中に気になること、仮の蓋が取れてしまった場合など、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。むし歯の進行を防ぐ予防歯科・定期健診についても、あわせてご覧いただけます。
かぶせものについては、保険と自費のかぶせものを比較したページでも詳しくご紹介しています。ご予約はWEB予約またはお電話からどうぞ。
監修者情報

しまぞえ歯科 院長
島添 崇暢Takanobu Shimazoe
- 略歴
- 九州歯科大学卒業後、同大学附属病院にて研修を修了。医療法人勤務を経て、2021年に福岡県古賀市で「しまぞえ歯科」を開院。
- 専門・監修分野
- 予防歯科を軸に、小児歯科・矯正歯科に注力。精密な資料採取に基づき、正確な治療計画を立案しています。さらに、口腔から全身の健康に至るまで将来を見据えたアドバイスを行い、医院理念である「予防で育むカラダの健康」の実現に取り組んでいます。
- メッセージ
- 健康は失って初めてその大切さに気づくものです。だからこそ、手遅れになる前に患者さまへ啓発を行い、日々その重要性を感じていただけるよう努めています。
「しまぞえ歯科」は、健康な方がより健康であり続けるための、明るく前向きな歯科医院でありたいと考えています。
