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指しゃぶりをずっとしてるとどうなるの?
皆様こんにちは!しまぞえ歯科です🦷
今年の夏も猛暑で暑い日々を過ごされたと思います!💦
しっかり暑さ対策はできていましたか?もう残り少ない夏を少しでも満喫してくださいね!
今回のテーマは指しゃぶりについてです🦷👍
主に子どもに見られる傾向にありますが、皆さま子ども時代の時にそういった経験がありませんでしたか?
今回は指しゃぶりを続けるとどうなるのか、またどうやったら指しゃぶりを止められるかをお話していきたいと思います。
まず指しゃぶりとはどういう時にするものかというと・・・
主に不安を感じたり寂しさを感じた時に気持ちを落ち着かせたり安心するためにするといわれています。
指を吸ったり噛んだりすると、精神を安定させる働きがある「オキシトシン」というホルモンが分泌されると言われています。
不安や寂しさを感じると言っても、親の愛情不足ではなく無意識に起こる不安を安定させるために行うようです。
これは子どもの一時的な習慣で成長するにつれなくなっていくこともありますが、中にはそのまま大人になってもつい癖でしてしまう方がいます。
指しゃぶりを続けるとどうなる?
指しゃぶりを続けていると歯並びや噛み合わせに影響が出てきてしまいます!
例えばみなさんご存知の「出っ歯」、これを歯科的に言ったら「上顎前突」といいます。また開咬などの不正咬合に繋がってしまいます。
またその他にも以下のような症状があります。
出っ歯(上顎前突)・・・
指を吸うことによって上の前歯に圧がかかり粘膜の方に傾斜することです。
たまに行う程度ではそこまで影響はありませんが、長時間寝ている時などに無意識にしていると出っ歯になりやすくなります。
開咬・・・
上下の歯に隙間ができることです。
オープンバイト、ポカン口とも呼ばれる症状で、上下奥歯でしっかり噛んだ際にも上下の歯に隙間ができることです。
狭窄歯列弓(きょうさくしれつきゅう)・・・
指を吸うときに頬の内側に圧がかかるため歯列の横幅が狭まることです。
こどもの歯が大人の歯に生え変わる時期になると大人の歯が生えてくるスペースが不足しガタガタの歯並びになってしまう場合があります。
理想的な歯列弓
狭窄歯列弓
すきっ歯・・・
前歯の裏側に力が加わるため歯と歯の間に隙間ができることです。
これは指しゃぶりだけではなく舌で前歯の裏側を押してしまう習慣がつくとなってしまうケースもあります。
このように指しゃぶりをすることでこういった症状に関連しやすくなってしまいます。
指しゃぶりはやめさせるべき?
年齢にも関係がありますが3歳までは無理にやめさせる必要はありませんが4歳になっても指しゃぶりがやめられない場合は噛み合わせや歯並びに影響がでてしまいます。
そうやって習慣づかないためにも日頃からの周りのサポートが必要になっていきます!
指しゃぶりをやめさせる方法
指しゃぶりは自然にしなくなるお子様もいますが、中には止めれないお子様もいるのでこのような方法を試してみてください!
- 指しゃぶりがダメな理由を優しく伝える(怒って叱るとその印象がついてしまい、逆効果になる場合があるため)
- 気を紛らわすおもちゃや手遊びをする(子どもが退屈しているときに指しゃぶりをしてしまう場合があるため)
- 楽しくやめさせるように工夫する(指しゃぶりをしなかったら褒めてあげたり、指しゃぶりをしなかったらシールをあげ何枚かたまったらご褒美をあげるなど)
- 寝る前に絵本を読む(絵本に夢中になり指しゃぶりするのを忘れる傾向がある)
- 指に絆創膏を貼る(子どもがやめることに前向きになっているときに行っていく)
当院は矯正歯科を扱い、指しゃぶりなどが原因で歯並びを気にされている場合の対策として無料で矯正相談を行っています。
小児矯正については当院のHPに詳しく載っているので一緒にご覧ください!
もし少しでも歯並びが気になっている方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談ください!🌝